コンビニ大手3社の第1四半期決算発表が今週後半から始まる。個人消費が振るわない状況が続き、日銀のインフレ目標達成もほど遠いなか、コンビニ各社は国内外で競合企業を買収することで売上高を伸ばしている。

  5日に3-5月期の決算を発表する予定のローソンは、5月までの1年間で店舗数が国内外で1150店舗以上増え、全体で約9%増加した。一方、ブルームバーグが集計したアナリスト4人の3-5月期の売上高予想の平均は1589億円で、前年同期比約7%増加する見通しだ。

セブン・イレブン
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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  セブン&アイ・ホールディングスは6日に同期の決算を発表する予定で、アナリスト4人の売上高予想の平均は1兆4552億円で同4%増加する見通し。同社は米国でガソリンスタンド併設型のコンビニを運営するスノコの一部資産を約3700億円で買収すると発表しており、8月に取得を完了させる予定だ。

  昨年統合により国内の店舗数でローソンを抜いたユニー・ファミリーマートホールディングスは11日に同期の決算を発表する予定で、アナリスト3人の売上高予想は平均3233億円と約3倍となる。

  売上高が伸び悩む百貨店業界などを尻目に、国内のコンビニ各社は業界再編で競争力を強化している。業界全体の売上高は2008年以降に百貨店やスーパーを上回った。 世界的に見ても日本の小売業の店舗数は多く、特にコンビニ業態を運営する企業が上位に位置している。

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