3日の米株式市場通常取引終了後に大型ハイテク株の一部を含むナスダック銘柄の誤った株価がトレーダーの画面上に大量に表示された。この日は4日の独立記念日の祝日を控えて米株式市場は短縮取引だった。

  ナスダックの広報担当、ジョー・クリスティナト氏によると、ナスダックが価格データフィードのテストを実施していたところ、ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーを含む一部のサードパーティー・プロバイダーがアップルやマイクロソフトなどの銘柄の異常な価格変動を表示した。ただ、このような値動きは実際には起きていない。試験データは日々送られており、ナスダックはプロバイダーと協力し問題解決に取り組んでいるという。

  米株式市場はこの日、通常より3時間早い東部時間午後1時(日本時間4日午前2時)までの短縮取引だった。ナスダックのウェブサイトではシステムが正常に作動していると示されていたものの、世界各地の取引スクリーン上では、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどの株価が50%強下落したように表示され、アップル株は一時348%上昇したと示された。また、ナスダック自身の株価も含めて数十銘柄が同じ123.47ドルと表示された。

  クリスティナト氏は「ナスダックには技術的問題はなかった」と述べ、不正確な価格で取引は行われなかったと指摘。「ブルームバーグと少数の他のプロバイダーが不適切にテストデータを広めた」と付け加えた。

  ブルームバーグ・エル・ピーの広報担当はコメントを控えた。

  ナスダックは以前にも価格データフィードで問題が発生しており、2013年にはフィード障害で上場銘柄の取引を全て約3時間にわたり停止した経緯がある。

原題:Nasdaq Stocks Swing Wildly; Bourse Cites Third Parties (Correct)(抜粋)

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