独アリアンツの主任経済顧問を務めるモハメド・エラリアン氏は、新興市場投資は賢い選択だとする一方、先進国の株投資には慎重になるべきだとの認識を示した。

  エラリアン氏は3日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「新興市場にはバリュエーション面で依然として大きな強みがあるが、一段のさらなるボラティリティーに備える必要がある」とコメント。「投資家が考えたい原則は、株式市場に投資するリスクマネーをなるべく少なくしつつ、出遅れているセクターに回す部分を増やすことだ。この意味で、新興市場の妙味は際立つ」と付け加えた。

  同氏はまた、流動性が世界の市場を動かすけん引役となったことで、群衆行動的な取引を引き起こし、株価が企業ファンダメンタルズから離れているとして、警戒を呼び掛けた。「流動性で相場はしばらく高くなり得るが、投資家が長期的に必要とするのは妥当性だ。妥当性はどこから来るのかと言えば、経済と企業のファンダメンタルズだ」と説明した。

原題:El-Erian Says Bet on Emerging Markets Due to Better Valuations(抜粋)

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