石油輸出国機構(OPEC)加盟国全体の6月の原油生産量が、年初来で最高水準になっていることが、ブルームバーグ・ニュースの調査で明らかになった。減産合意の適用除外となった一部産油国が増産に動いたことが背景にある。

  アナリストや石油会社、船積みデータを対象とする調査結果によれば、6月のOPEC産油量は5月との比較で日量26万バレル増加した。OPECと非OPEC主要産油国による減産合意への参加を免除されたリビアとナイジェリアが増産の半分を占める。

  リビアとナイジェリアの生産回復が他のOPEC加盟国の減産に伴う効果を無効にする恐れがある。リビアの現在の産油量は日量100万バレルを突破し4年ぶりの高水準となっていると事情に詳しい関係者の1人が指摘した。

  調査結果によると、OPEC最大の産油国であるサウジアラビアは6月に産油量を日量9万バレル増やし、アンゴラとアラブ首長国連邦(UAE)の生産量も4万バレル増加した。5月のOPEC総会で加盟が認められた赤道ギニアの産油量(日量15万バレル)を合わせると、6月のOPEC全体の原油生産量は日量3255万バレルに達する。

原題:OPEC Output at Highest This Year as Exempt Countries Open Pumps(抜粋)

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