3日に発表された6月の米製造業総合景況指数の好調は、このところ続いた低調な経済指標の後を受け、市場のトレンド転換にまさに必要とされていたものだった。12月の米利上げ確率は42%と、3カ月ぶりの高水準に上昇し、9月利上げの確率は5分の1に高まった。

  こうした見通しは妥当と見受けられる。全てが計画通りに進んだ場合、9月に連邦準備制度のバランスシート縮小の発表があり、12月に追加利上げという流れだ。米金融当局は再利上げに踏み切るのに先立ち、もう数カ月待ってインフレ動向をよりよく把握し、連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派の意見も受け入れるのが賢明だろう。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE