3日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続伸。米製造業活動を示す指数が市場予想を上回ったことに反応した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比およそ0.5%上昇と、6月15日以降で最大の上げ。あす4日が米独立記念日の祝日ということもあり、3日の外国為替市場は薄商いとなった。カナダはこの日がカナダ・デー(建国記念日)の祝日で、金融市場は休場。ドルは主要通貨全てに対して上昇し、特に対円での値上がりが大きい。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比で約0.5%上昇。

  ドルは対円で0.9%上昇し、1ドル=113円38銭。対ユーロでは0.5%高の1ユーロ=1.1364ドル。

  2日投開票が行われた東京都議選での自民党大敗に反応し、円はアジア時間に一時上昇したが、その後は下げに転じた。アジア時間には1ドル=111円91銭を付けた。

  米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業総合景況指数に反応してドルは対円で大きく上昇。このほか米10年債利回りや米株式相場の上昇も材料にドルは買われた。

  6月のISM製造業総合景況指数は57.8と、前月の54.9から上昇し、2014年8月以来の高水準となった。2.9ポイントの上昇幅は13年初め以降で最大。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は55.3だった。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。

  今週の市場の注目は5日公表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(6月13-14日会合分)と7日発表の6月の米雇用統計に移る。

原題:Dollar Gains for Second Day Amid Strong U.S. Manufacturing Data(抜粋)

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