トランプ米政権は鉄鋼輸入の関税に関して決定を下す準備を進めているが、鉄鋼輸入の調査については、30日までの完了を目指すとしていた期限に間に合わない可能性が高い。ホワイトハウスの当局者が明らかにした。

  米商務省は米通商拡大法232条に基づき外国産鉄鋼が米安全保障に脅威をもたらしているかどうかの判断を来年初めまでに示すことになっているが、ロス商務長官は6月末までに完了するよう迅速な調査を望むとこれまで述べていた。

  同当局者によれば、関税に関してトランプ大統領が決定を下すタイミングは報告書の公表に基づく。協議が公になっていないとして、関係者は匿名で話した。鉄鋼輸入は安全保障リスクであると商務省が判断すれば、トランプ大統領は関税やクオータ、もしくは両方を発動する可能性がある。

  トランプ大統領と一部高官は鉄鋼輸入に対して関税をかけることを「強く決意」していると、ニュースサイトのアクシオスは複数の政権関係者の話を基に報じた。同報道によると、関税は20%のレンジとなる可能性があり、トランプ氏は関税を支持する方向だが、閣僚はほぼ全員が反対している。

原題:White House Readies Steel Verdict as Trade-War Worry Mounts (1)(抜粋)

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