スペインのポプラール・エスパニョール銀行の債券保有者らが同行の劣後債を強制的に無価値とされたことに異議を申し立てるため、法律事務所クイン・エマニュエル・アークハート・サリバンを起用した。

  同法律事務所によると、この投資家にはパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)、アンカレジ・キャピタル・グループ、アルジェブリス・インベストメンツ、ロニト・キャピタルなどが名を連ねている。これらは合計でポプラール銀のその他ティア1債(AT1債)とティア2債の「重大な比率」を保有していたという。

  欧州の監督当局は6月7日、ポプラール銀を同国のサンタンデール銀行に強制売却。その際、4月まで額面価格で取引され、およそ20億ユーロ(約2570億円)の規模があった劣後債を無価値とした。

  規制当局に提出された文書によると、3月末時点でPIMCOは影響のあった債券を約2億8000万ユーロ保有。事情に詳しい関係者が今月述べたところでは、アンカレジは旗艦ファンドでポプラール銀債券に絡み約1億4000万ドルの損失が発生した。

原題:Pimco, Anchorage Hire Law Firm After Banco Popular Bond Losses(抜粋)

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