ドイツのメルケル首相は英国の離脱に関係なく欧州連合(EU)を支持する姿勢を明確にし、気候変動対策の取り組みは後戻りできないと呼び掛けた。20カ国・地域(G20)首脳会議の開催を前に、世界的な政策の方向性を巡り対立も辞さない構えを打ち出した。

Angela Merkel at the Bundestag on June 29.
Angela Merkel at the Bundestag on June 29.
Photographer: John Macdougal/AFP via Getty Images

  首相は29日ドイツ下院で演説し、「世界の団結は揺らいでいる」と指摘。7月7-8日にハンブルクで開催されるG20首脳会議での議論は「極めて難しいものになるだろう」と認めた。

  「意見の相違は明白で、対立がないと言えばうそになる」と述べた。

  トランプ米大統領が掲げる「米国第一」主義については、孤立や保護主義に向かう国々は深刻な過ちを犯していると批判。一方でEUでは英国の離脱選択後にあらためて「団結の精神」が強まったと称賛した。

原題:Merkel Slaps at Trump and Brexit in Combative Speech Before G-20(抜粋)

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