29日の外国為替市場ではポンドがドルに対して7営業日続伸している。これは2015年4月以降で最長の上げ。イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁が28日の発言で、景気に減速感が見られるにもかかわらず利上げの可能性に言及したことに反応した。

  ポンドは主要16通貨に対しほぼ全面高で、総選挙後の下げを埋めた。この日は英中銀のチーフエコノミストのアンディ・ホールデン氏がBBCに対し、利上げの可能性を真剣に検討する必要があると述べ、ポンドは一時1.30ドルを突破した。

  三菱東京UFJ銀行の為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏(ロンドン在勤)は、ポンドが1.35ドルに向かう可能性があると予想。「タカ派的な発言が増えれば、短期的にポンドはいっそう後押しされることになる」とし、「恐らく英中銀は大方の想定よりも利上げに近づいている」と語った。

  ポンドの対ドル相場は前日比0.4%高の1.2980ドル。5月25日以来の高値となる1.3007ドルまで上げる場面もあった。ユーロはポンドに対し0.2%安の87.88ペンスで取引されている。

原題:Pound on Seven-Day Hot Streak as BOE Stiffens Hiking Rhetoric(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE