米ナイキの共同創業者、フィル・ナイト氏は若き日のタイガー・ウッズにあまりにもほれ込んでいたため、同社は20歳になったウッズとスポンサー契約を結ぶ3年前から勧誘活動を始めていた。

  ナイト氏は28日放映のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、ウッズは若い頃にナイキ本社近くのオレゴン州ポートランド地域でプレーすることが時折あり、「いつも彼と父親をランチに誘ったものだ」と語った。

  これは長い関係の始まりだった。ウッズはその後、同世代で最高のゴルフ選手となり、ナイキはクラブや用具を販売することでその恩恵を受けようとした。しかし、ウッズの名声とその多数のファンをもってしても採算を取るには十分ではなかったと、ナイト氏は述べた。同氏は昨年、ナイキの取締役を退任。ウッズの神通力が薄れてゴルフ人気が低下する中で、同社は1年前にゴルフ用具事業から撤退した。

  ナイト氏(79)は、「これは20年間ゴルフ用具やボールが赤字だったというかなり単純な問題だ。われわれは次の年になっても状況が全く変わらないことが分かっていた」とインタビューアーのデービッド・ルーベンスタイン氏に語った。

原題:Nike Co-Founder Says Not Even Tiger Could Make Golf Profitable(抜粋)

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