28日の米国株は反発。各国中央銀行総裁の発言が市場のリスク志向を強めた。

  S&P500種株価指数は前日比0.9%高の2440.69。ダウ工業株30種平均は143.95 ドル(0.7%)上げて21454.61ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇した。
  
  ポルトガルのシントラで開催中の欧州中央銀行(ECB)フォーラムでドラギECB総裁が27日に発言した意図は、ユーロ圏経済の力強さへの認識と、金融面での支援がなお必要だとの警告との間でバランスを取ることだったと、内部協議が非公開であることから匿名を希望した複数の関係者がそれぞれ個別に述べた。総裁は前日にユーロ圏経済のリフレーションで金融政策姿勢を引き締めずに非従来型の措置を引き揚げる余地が生じていると発言していた。

  イングランド銀行のカーニー総裁は近く利上げを開始することが必要になるかもしれないとの認識を示した。カナダ中銀のポロズ総裁は利上げを検討する可能性をあらためて示唆した。

  S&P500種産業別11指数のうち金融株は3日続伸。テクノロジー株も値上がりした。資本財・サービスや素材も高い。ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸したことを好感し、エネルギー株も上昇した。一方、公益事業は下落した。 

   シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は10に低下。S&P500種の出来高は30日平均を7%下回った。

原題:U.S. Stocks Rise as Bank Shares Jump Before Stress Test Results(抜粋)
Draghi’s Prudence Warning Confirmed by Reaction to His Own Words(抜粋)
MARKET WRAP: U.S. Shares Rally as Banks Climb With Tech Stocks(抜粋)

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