トランプ大統領の弁護団は、コミー前連邦捜査局(FBI)長官が大統領との会話メモを外部に示した件をめぐる司法省への不服申し立てを延期すると、この決定に詳しい関係者が明らかにした。大統領の選挙キャンペーンとロシアとのつながりを捜査するモラー特別検察官に不快感を抱かせないようにするためだという。

  トランプ氏の弁護士マーク・カソウィッツ氏は、コミー氏の行動について司法省の監察官への不服申し立てを計画。コミー氏は6月8日、上院情報特別委員会での証言で、トランプ氏との会話内容を記したメモを知人に渡し、報道機関に伝えるよう依頼したことを明らかにした。これについてトランプ氏は、コミー氏による違法な「リーク」だと非難していた。

  関係者によれば、大統領の弁護団は、いずれかの時点で不服申し立てを行う意向をなお示している。この関係者は、大統領の法的な戦術に関することだとして匿名を条件に語った。不服申し立て延期はモラー特別検察官への礼儀であり、モラー氏が任務を遂行する上で干渉されないようにする必要があるとホワイトハウスが理解していることを示唆していると、関係者は語った。

原題:Trump Said to Postpone Filing Complaint About Comey’s Conduct(抜粋)

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