中国は地方当局の認可に基づき開発された港湾を経由した石炭輸入を7月1日から禁止する。事情に詳しい関係者が非公開情報だとして匿名を条件に述べた。習近平指導部は石炭市場の規制強化を進めている。

  省などの地方当局ではなく、国務院の権限で認可された港湾は引き続き外国産石炭の受け入れが可能だと関係者は説明した。輸入禁止措置の期間や影響については、はっきりしていないという。中国は世界最大の石炭消費国。

  中国の大規模港湾は一般的に開発時に国務院から承認を受ける。比較的小さい港湾は省などの地方当局からの認可しか得ていない。

  税関総署にファクスで問い合わせしたが返答はなく、税関総署の報道官(北京在勤)にもコメントを求め2度電話したが応答はなかった。

  習政権は石炭供給・価格の管理を図り続けている。石炭会社を支えるのに十分な石炭価格を維持しつつ、電力会社に打撃を与える水準まで値上がりしないようさまざまな規制を打ち出し、ここ1年ほど石炭価格は揺れ動いている。

  ブルームバーグは先に、国家発展改革委員会(発改委)が一般炭・原料炭輸入について品質規制の強化を検討していると報じていた。

原題:China Said to Plan Coal Import Ban at Some Ports Starting July 1(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE