欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が景気刺激措置を縮小する余地があると27日示唆したことを受け、米国とドイツの10年物国債利回り格差が縮小した。

  ドイツ10年債利回りは同日、13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.37%となり、米国債との利回り格差は184bpに縮小した。

  みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、ECBが金融緩和を縮小させる公算は大きくなっているため、ユーロ買いにつながると指摘。一方、米国では当局の政策正常化が景気の勢いをそぎ、最終的に失速させるため、ドルが売られユーロが高くなると予想した。

  同氏はユーロが年末までに1ユーロ=1.17ドル程度まで上昇するとの見通しも示した。欧州時間28日朝は1.1365ドル付近で取引されている。

原題:Euro Set for More Gains After Draghi Breaks Bund Spread Support(抜粋)

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