ビザは、スウェーデンの決済技術企業クラーナに出資する。両社は戦略的提携により、それぞれの中核市場以外の分野への拡大を目指す。

  条件は公表されていない。クラーナのマイケル・ラウズ最高商業責任者は、合意の一環として同社が新株発行を計画しているとインタビューで述べた。

  ビザのイノベーションおよび戦略提携担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ジム・マッカーシー氏は、ビザにとって今回の投資は、特に北欧地域やドイツでより多くのモバイル商取引業者へのアクセスを可能にするものだと説明。両社が今後開発する可能性がある新商品や決済方法については、両氏とも具体的に述べるのは時期尚早だとした。

  2005年創業のクラーナは、モスクワ本拠の投資会社DSTグローバルやゼネラル・アトランティック、セコイア・キャピタルなどの米ベンチャーキャピタルからこれまでに3億3200万ドル(約370億円)の資金を調達。15年に複数の内部者が私募の形で株式を売却した際の評価額は22億5000万ドルと、欧州のテクノロジー分野のユニコーン(企業評価額10億ドル超の非公開ベンチャー企業)としては最大級となった。

  ビザとの提携により、請求払いよりもクレジットカードが主流となっている市場でクラーナの存在感は高まる可能性があるとラウズ氏は述べた。

原題:Visa Buys Stake in Swedish Financial Technology Company Klarna(抜粋)

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