27日の米国債相場は下落。全ての年限で利回りは上昇した。この日はドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派寄りの発言を受けてドイツ債が大きく下げたことを手掛かりに、米国債も欧州時間から下げていた。

  午後にはイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がロンドンでの発言で、利上げ軌道は変わらないとの認識を示し、米国債市場にはほとんど影響しなかった。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.21%。30年債利回りは6bp上げて2.75%。

  ドラギECB総裁はポルトガルのシントラで開かれた年次のECBフォーラムで、「今は全ての兆候がユーロ圏の回復の強さが増し、裾野が広がっていることを指し示している。 デフレ圧力はリフレの力に置き換わった」と語った。この発言に反応し、欧州債市場でドイツ債は大きく下落した。

  イエレンFRBはこの日ロンドンで、「金利を非常にゆっくりと引き上げるのが目標達成で適切になるとの考えは、これまでに極めて明確にしている」と述べた。

  また資産価格については、一部の指標において「高くみえるが、確信はない」と述べた。

  午後の相場では5年債、10年債の先物ブロックトレード(大口の相対取引)が重しとなった。

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