27日の欧州株式相場は下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が金融政策を引き締めることなく緩和策を縮小する余地があると示唆したことに反応した。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.8%安の385.98で終了。ドラギ総裁発言を受けて債券利回りが上昇し、これで銀行株が買われた。鉱山株は1週間ぶり大幅高となった。

  自動車関連銘柄は下げが目立った。独自動車部品メーカーのシェフラーが2017年通期の利益率見通しを下方修正したことが嫌気された。

  ドラギ総裁はこの日の講演で、インフレ率を低く抑えている要素の大半は一時的なものだとも指摘した。

  ロンドン・キャピタル・グループのアナリスト、ジャスパー・ローラー氏はリポートで、ドラギ総裁は「ECBが緩和策を近く巻き戻す可能性があると初めて示唆した」とし、「この日の総裁講演では際立った変化があった。インフレを押し下げていた世界的な要因を『一時的』と表現したことだ」と語った。

原題:European Stocks Decline as Draghi Sees Room to Tweak Stimulus(抜粋)

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