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●日本株は3日続伸、円安と原油高でTOPIX高値-輸出や素材、資源

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  東京株式相場は3日続伸し、TOPIXは年初来高値を更新した。為替のドル高・円安推移や原油価格の上昇を受け、企業業績の先行きを楽観視する買いが優勢となった。日立製作所など輸出株、鉄鋼など素材株、石油や商社など資源株中心に高い。

  TOPIXの終値は前日比6.81ポイント(0.4%)高の1619.02、日経平均株価は71円74銭(0.4%)高の2万225円9銭。TOPIXは終値で2015年8月以来の高値水準。

  損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの狩野泰宏シニア・インベストメントマネージャーは、「上昇を続ける米国株をはじめ、欧州、新興国株へと向かった金余り資金が経済状況が良く、バリュエーションも高くない日本株にも消極法で向かっている」とみる。このため、任天堂など一部銘柄に偏った上げではなく、「相対的に割安な商品市況関連など幅広い銘柄の循環的な底上げにつながっている」と話した。

  東証1部33業種は鉄鋼、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、非鉄金属、精密機器、卸売、電機など26業種が上昇。鉄鋼は、ゴールドマン・サックス証券がスポットマージンが直近ピークだった1ー3月を超過し、メーカーの良好な事業環境が続いていると指摘した。サービスや陸運、空運、医薬品など7業種は下落。

  売買代金上位では、富士通や村田製作所、SUMCO、ブリヂストン、ゴールドマン証が投資判断を「買い」に上げた日立が高い。半面、東芝やオリエンタルランド、アイフルは下げ、SMBC日興証券が業績はモメンタムのピークに接近との見方を示した高島屋も安い。

  東証1部の売買高は15億7397万株、売買代金は2兆1421億円。値上がり銘柄数は1215、値下がりは654。

●債券上昇、2年入札順調で買い優勢-中長期金利が約3週間ぶり低水準

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  債券相場は上昇。中長期債利回りは約3週間ぶりの水準に下げた。前日の米国金利低下の流れを引き継いだことに加え、この日実施の2年債入札が順調な結果となったことを受けて、利回りが上昇傾向にあった中期ゾーンを中心に買いが優勢となった。

  現物債市場で2年物国債の377回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.12%と7日以来の水準まで下げた。新発5年物132回債利回りは1bp低いマイナス0.09%と9日以来の低水準。長期金利の指標となる新発10年物347回債利回りは横ばいの0.05%で推移し、2年入札後に7日以来となる0.045%に低下した。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「2年債は流通利回りが昨年11月の指し値オペのマイナス0.09%に近づいていたので下値不安があまりなく、入札は強い結果だった」と指摘。「きょうは最近の金利上昇を受けたショートカバーも出ているようだ」と述べた。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比1銭高の150円50銭で取引を始め、午前は150円56銭まで上昇。入札結果を受けて買いが一段と強まり、150円62銭とこの日の高値で取引を終えた。

●ドルが1カ月ぶり高値から反落、米金利低下や人民元急伸で111円後半

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が一時1カ月ぶりに1ドル=112円台を乗せた後、反落した。前日にテクニカル・ポイントを上抜けたことからドル買い・円売りが先行。その後は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演や米経済指標の発表を控えて、米長期金利の低下などが重しとなった。

  午後4時7分現在のドル・円は前日比0.2%安の111円65銭。ドル買い・円売りが進んだ前日の海外市場の流れを引き継ぎ、午前11時前には一時112円08銭まで上昇。しかし、5月24日の高値(112円13銭)には届かず、米長期金利がじりじりと低下する中、午後には111円61銭まで値を切り下げた。金先物相場や人民元の急伸もドル売り圧力につながったもよう。

  ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長は、「ドル・円は月末や四半期末を控えたショートカバーで112円を試せるレベルに来ていたことで、112円台を付けた感じ」と説明。「ただ、原油はさえない、米経済指標は弱い、米金利低下という中で、上値追いをできる感じでもない」と話した。

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