資産運用会社は低コストのパッシブ運用ファンドへの対抗や費用のかかる規制対応に取り組む中、向こう5年間にライバル企業同士の合併が急ピッチに進むと予想していることがステート・ストリートの調査で分かった。

  上場投資信託(ETF)などインデックス運用からの攻勢が業界に一層の再編を迫ると予想したのは全体の76%に上った。複雑な規制が中小の運用会社による自力での生き残りを難しくするだろうとの回答は約75%。デジタル化についていくには企業の合併・買収(M&A)が「不可欠な戦略」だと見る向きは76%だった。

  ステート・ストリートはリポートで、「資産運用会社は国際分散とプライシングの改善に関する投資家の要求に対応を迫られている」と指摘し、「現存企業が今から10年後も競争に参加していたいなら、事業モデルを改革する覚悟が必要だ」との見解を示した。

  利益率を脅かす構造変化に対応しようとライバル同士が手を組む中、同業界では既に、2015ー16年にM&Aが少なくとも10年ぶりのハイペースとなった。スタンダード・ライフによる51億ドルでのアバディーン・アセット・マネジメント買収は先週、株主の承認を受けている。

原題:Asset Managers See Mergers as Key to Survival, State Street Says(抜粋)

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