日経平均株価をTOPIXで除すNT倍率が27日、一時3カ月ぶりの低水準となった。岡三証券投資戦略部の山本信一シニアストラテジストは、為替が1ドル=112円台と1カ月ぶりの円安水準に振れたものの、米国の長期金利が上向かず、円安の持続性に市場は疑心暗鬼と言う。例えば、自動車株の株価修正があっても、「長続きしない。はしごを外されてしまうのが怖い」と同氏。日経平均が日中の年初来安値(1万8224円)、ドル・円がことしの円高値(1ドル=108円13銭)を付けた4月17日以降の東証1部33業種の値動きをみると、海運と石油・石炭製品、鉱業の3業種がマイナス、輸送用機器もプラス3.9%と同期間のTOPIX(プラス10.5%)、日経平均(同10.2%)を大きくアンダーパフォームしている。

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