任天堂は27日、1990年に発売した家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」の復刻版「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を10月5日に発表すると発表した。当時の人気ソフトをあらかじめ収録することで再びゲームファンの心をつかむことを狙う。

  スーファミ復刻版は、ゲーム機本体は手のひらサイズでコンパクトだが、2個のコントローラーはサイズやボタンの位置を完全再現し、「元祖」と同じ操作性を再現したのが特色だ。「スーパーマリオワールド」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」「ファイナルファンタジーⅤⅠ」など人気ソフト21本を収録しており、価格は7980円(税別)。

  任天堂が人気ゲーム機の復刻版を販売するのは、昨年11月に発売して2カ月で150万台を売り上げ、年末のゲーム商戦の主役となった「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に次いで第2弾となる。米ジェフリーズグループのアトゥール・ゴヤール氏は「任天堂が目指しているのはノスタルジアを感じさせること。それがスイッチの成功につながる」と指摘した。

  同社は2014年以降、マリオやドンキーコングといった「知的財産(IP)」を活用した販売戦略を強化しており、20年の東京五輪・パラリンピックまでにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)にマリオカートが実体験できる「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を開業するのもその一環となる。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE