米2大ケーブルテレビ(CATV)運営会社、コムキャストとチャーター・コミュニケーションズはソフトバンクグループ傘下の米無線通信事業者スプリントの幹部と過去1カ月間に会合を開き、携帯電話サービスの再販契約や買収の可能性について協議した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  これら関係者によると、最も実現する可能性が高いのはCATV2社がスプリントの無線ネットワークを使って携帯電話サービスを再販する契約を結ぶシナリオ。詳細が非公表であることを理由に匿名で語った。両社が共同でスプリントを買収するという選択肢も話し合われたが、関係者1人によれば、実現性は相対的に低いという。

  コムキャストとチャーターは提供サービスの幅を広げ、加入者を引き留めるため、米携帯電話サービス市場に参入しようとしている。関係者によれば、両社はスプリントやベライゾン・コミュニケーションズとの現行契約よりも有利な条件で携帯電話サービス再販契約を結びたい意向だという。チャーターの筆頭株主であるジョン・マローン氏は、CATV会社が手を組んで無線通信事業者のTモバイルUSを買収することもあり得ると発言していた。

  スプリントとCATV2社による協議については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。ソフトバンク、スプリント、コムキャスト、チャーターはいずれもコメントを控えた。

原題:Sprint Said in Talks With Charter, Comcast on Wireless Deal(抜粋)

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