中国の製造業活動は今後減速する可能性があり、年後半には他にも課題が浮上しそうだ。最も早く発表される6月の民間経済指標が示した。

  スタンダードチャータードが公表した6月の中小企業景況感指数は54.7に低下。1年4カ月ぶりの低水準を付けた。中国の監督当局が金融リスク抑制に動く中、規模が小さめの企業の資金繰りが厳しくなりつつあることを示唆した。エコノミストのケルビン・ラウ、ハンター・チャン両氏はリポートで、貸し出しに関するサブ指数は節目の50を割り込み、記録上初めて悪化を示したと説明した。

  商業衛星の画像を使って数千に上る産業施設の動向を観察している米スペースノウの6月の中国サテライト製造業指数は49.6に低下。昨年8月以来の50割れとなった。

  6月のS&Pグローバル・プラッツ・チャイナ・スチール・センチメント指数は38.12と引き続き振るわず。同指数は中国が拠点のトレーダーや製鋼所など約75-90の市場参加者を対象とする調査が基になっている。

  一方、ロンドンを拠点とする調査会社ワールド・エコノミクスがまとめたセールス担当者景況感指数は6月に52.5へと上昇。1年8カ月ぶりの高水準となった。

原題:China’s Early Data Signal That Growth May Have Peaked for 2017(抜粋)

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