米連邦最高裁は26日、イスラム教徒が多数派を占める6カ国からの入国を制限する大統領令の差し止め処分を一部解除し、今秋以降の最終判断までの間、入国が認められるためには米国と「真正」な関係がなければならないとした。

  しかし具体的にどんな関係が「真正」とされるのか、またビザ(査証)保有者は「真正」な関係に該当するのかどうかの説明はなく、最終判断の前に、再び下級審に訴訟が提起される可能性がある。

  コーネル大学法科大学院のスティーブン・エールローア教授は電子メールで、「個人がどのようにそのような関係を証明するのか、そして証明義務は入国を望む個人と政府のいずれの側にあるのかは現時点では不明だ」とした上で、「外国人や難民は自分たちには米国に入国する資格があると主張し、国境では混乱が生じ、新たな訴訟も起こされるだろう」と指摘した。

原題:Travel Ban Ruling Begs Question: What’s ‘Bona Fide’ Tie to U.S.?(抜粋)

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