26日のニューヨーク金先物相場は反落。同先物の出来高が一気に増加した後、ロンドン時間午前9時に金は急落した。「ファットフィンガー(誤発注)」が恐らく原因だったとトレーダーらは話した。出来高はわずか1分間に180万オンスに膨らんだ。これは昨年の米大統領選でのトランプ氏勝利や英国の欧州連合(EU)離脱が決まったときですら達しなかった水準だ。

  マレックス・スペクトロン・グループの貴金属トレーディング責任者、デービッド・ゴベット氏(ロンドン在勤)は出来高の急増について、「間違ったボタンを押した不幸な人物を除けば、誰にも見当がつかない」と指摘。薄商いと自動取引で、こうした動きが増幅された可能性があると述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は前週末比で一時1.6%安の1オンス=1236.50ドルと、中心限月としては5月17日以来の安値をつけた。先物8月限は0.8%下落の1オンス=1246.40ドルと、100日移動平均線を下回って終了した。

  銀先物も下落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナも値下がり、パラジウムは上昇した。

原題:Gold Plunges as 1.8 Million Ounces Traded in a New York Minute(抜粋)

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