中国の寧波均勝電子が米国の100%子会社を通じタカタの事業を引き継ぐ。

  タカタは26日、民事再生法の適用を申請するとともに、米キー・セーフティー・システムズ(KSS)に1750億円で事業を譲渡する基本合意を発表。寧波均勝電子は昨年、KSSを9億2000万ドル(現行レートで約1030億円)で買収しているが、タカタの事業買収は同社にとって過去最大となる。

  合意によると、KSSは1億個に上るとみられる欠陥エアバッグのリコール費用を負担せず、リコール費用の責任はタカタが負う。インフレータ(膨張装置)事業はタカタに残ることも取り決められた。ジェフリーズ・グループの中西孝樹アナリストは、リコール費用が1兆円に上ると推定する。

  寧波均勝電子はタカタの買収で、自動車用安全部品のサプライヤーで世界2位に躍り出る可能性がある。同社は王剣峰会長(46)が自動車部品の供給会社として2004年に創業。顧客企業にはドイツのフォルクスワーゲン(VW)や米国のフォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)などが名を連ねる。

原題:Takata’s New Chinese Owner Emerges as Big Player in Auto Safety(抜粋)

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