ドイツの自動車ブランド、アウディは米国で6年5カ月連続で記録的な売り上げを達成している。販売台数は昨年だけで20万台余りと、2010年の2倍となった。この好調をけん引しているのがスポーツタイプ多目的車(SUV)だ。

アウディQ5
アウディQ5
Photographer: Hannah Elliott/Bloomberg

  私はアウディの中型SUV、2018年型「Q5」(約4万1500ドル=約460万円)に試乗し、この人気のカテゴリーで同ブランドの性能をチェックしてみた.

  この車については「iPhone(アイフォーン)」のようだと考えている。価格は高いが高すぎることはなく、「クール」なブランドがエレガントに設計し、誰もが期待しそうな機能を全て実現している。

Q5の運転席
Q5の運転席
Photographer: Hannah Elliott/Bloomberg

  Q5は、アウディの小型SUV「Q3」(3万2900ドル)と大型SUV「Q7」(4万9000ドル)の中間に位置する。252馬力のターボチャージャー付き4気筒エンジンに加え、7速自動変速機とアウディの優れた4輪駆動システム「クワトロ」を搭載する。ゼロから時速60マイル(約97キロ)までの加速時間は5.9秒で、「ポルシェ・マカン」の6.3秒より速い。

  Q5が私を幸せな気分にしてくれると言うのは不思議な感じがする。高級中型SUVというのは、できる限り幅広い層にアピールする必要があるため、もともと退屈なものだからだ。私はこの記事のためにさえ、何か言うべきことがあるのかと頭を悩ませたぐらいだ。しかし、いざQ5に乗ってみると、なんだか開放された気分になる。私は本当にこの車が気に入った。

Q5のフロントグリル
Q5のフロントグリル
Photographer: Hannah Elliott/Bloomberg

  もちろん、これほど大きい車が快適であるというのは、設計が優れていることの証しだ。まるでヘビー級王者のように、車体は大きいのに足取りは軽い。しかるべき時期が来たら、アウディがこれを再び実現できるよう期待している。

原題:What Can The Tidy 2018 Audi Q5 Tell Us About the Future of a Brand?(抜粋)

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