米ケーブルテレビ(CATV)会社アルティスUSAが22日、ニューヨーク証券取引所に上場した。デクスター・グイ最高経営責任者(CEO)は同社株の初取引から数分後には視線を企業買収に向けていた。

  同CEOは同日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「全てに目を向ける。準備を整えたい。今日の上場で資金を得られる」と語った。

  アルティスUSAの新規株式公開(IPO)の規模は19億ドル(約2100億円)と、米国では今年2番目。既存株主による売り出しが大部分を占めるものの、今回のIPOにより同社は今後、自社株を将来の取引の元手として活用できるようになる。

  同社は米CATV会社では顧客数で4位。CATV業界は企業の合併・買収(M&A)が特徴的で、顧客基盤が大きくなればなるほど、テレビ局との交渉で有利になり番組編成コストの低減を図れる。このためアルティスUSAにとってはCATV会社のさらなる買収が引き続き第一の選択肢となる。

  ブルームバーグは4月、米CATV会社3位で株式非公開のコックス・コミュニケーションズなどが買収標的に含まれると報じた。これについてグイCEOは22日の電話インタビューで、「コックスと同社取締役会、株主から電話があれば、われわれは喜んで対応する」と語った。コックスは身売りしない方針を示している。

原題:Altice USA CEO Goei Thinks Ahead to M&A on First Day of Trading(抜粋)

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