国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は3日ぶり小反発、セメントや消費者金融高い-為替落ち着きも

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
  
  東京株式相場は3日ぶりに小反発。国内販売の増加を材料にセメント株が買われ、アナリストが強気判断を付けたアコムなど消費者金融株も上げた。為替相場の落ち着きも下支え要因となり、機械など輸出株の一角も堅調。半面、アナリストが投資判断を下げたキリンホールディングスなど食料品株、新日鉄住金など鉄鋼株は下げ、株価指数の上値を抑えた。

  TOPIXの終値は前日比0.96ポイント(0.1%)高の1611.34、日経平均株価は22円16銭(0.1%)高の2万132円67銭。日経平均の高安値幅は63円で、3月17日以来の狭さだった。

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは、「材料不足の中で為替が安定し、原油が下げ止まったことはリスク要因の後退につながり、安心感を誘った」と指摘。ただ、米国経済に対する漠然とした不安があるため「米長期金利は上がりにくく、為替は一段の円安に動かず日本株の上値を抑えている」とみていた。

  東証1部33業種はその他製品、その他金融、ガラス・土石製品、非鉄金属、機械、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、精密機器など22業種が上昇。海運や食料品、鉄鋼、サービス、建設、小売など11業種は下落。

  売買代金上位では、SMBC日興証券が新たに投資判断を「アウトパフォーム」としたアイフルとアコムが急伸。太平洋セメントのほか、任天堂や村田製作所、ダイキン工業、ヤフーも高い。半面、有価証券報告書の提出期限の延期を申請した東芝、みずほ証券が投資判断を中立に下げたキリンホールディングス、ジェフリーズが判断を弱気に下げた新日鉄住金は安い。

  • 東証1部の売買高は15億3220万株、売買代金は2兆114億円、代金は3日連続で減った
  • 上昇銘柄数は853、下落は1005

●超長期債が下落、日銀オペ結果受け売り優勢-フラット化の反動との声

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
  
  債券市場では超長期債相場が下落。日本銀行が実施した国債買い入れオペの弱い結果を受けて、超長期ゾーンを中心に売りが優勢となった。市場では利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだ反動との見方も出ていた。

  現物債市場で新発20年物の161回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)高い0.56%で開始し、一時は3営業日ぶり高水準の0.565%を付けた。新発30年物の55回債利回りは2bp高い0.80%と20日以来の水準まで上昇。新発40年物の10回債利回りは1.5bp高い0.97%まで売られた。

  三菱UFJ国際投信の加藤章夫トレーディング部長は、「20年、30年、40年債利回りは、5年以下の中短期金利が結構上がってきたのに比べると上昇がほとんどなかったので、そういう意味ではイールドカーブが少しフラット化し過ぎていたという評価があると思う」と指摘。「上昇のきっかけ待ちでずっときていたが、きょうのオペで少しきっかけとしてとらえられて若干売りが出ているのでないか」と述べた。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比1銭高の150円40銭で取引開始。午後の取引開始直後から水準を切り下げ、3銭安まで下落。すぐに持ち直して9銭高まで上昇し、結局は7銭高の150円46銭で引けた。

●ドル・円は111円台前半、原油相場の下落不安拭えず上値重い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=111円台前半で推移。手掛かり材料に乏しい中、原油相場下落への不安が根強く上値は重かった。

  午後4時14分現在のドル・円相場は前日比横ばいの111円33銭。仲値公表が集中する午前10時前後にかけて111円43銭まで強含んだ後は伸び悩み、午後には111円22銭まで弱含んだ。

  NBCフィナンシャルマーケッツアジアのデービッド・ルーディレクター(香港在勤)は、ドル・円は三角もちあい形成でエネルギーをためており、「何らかのきっかけでどちらかに抜けそう」と指摘。原油相場や北朝鮮情勢、英国の欧州連合(EU)離脱交渉にかかわる話題など「細かい材料が意識されそう」だとし、もちあいを抜ける場合は「下方向かもしれない」と話した。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE