22日の米株式市場でS&P500種株価指数は小幅安。米連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)の結果発表を控えて金融株が下落した。一方でヘルスケア関連は上昇。

  S&P500種株価指数は日中上昇していたが、引け前の1時間に上げを失った。上院共和党が医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案を公表する中でヘルスケア株は上昇したが、銀行株の下げが全体の重しとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2434.50。この3日続落で0.8%下げた。ダウ工業株30種平均は12.74ドル(0.1%未満)安の21397.29ドル。前日に1%上昇したナスダック100指数はこの日、0.1%未満反落、今月8日に付けた高値を1.8%下回っている。

  上院共和党が公表したオバマケア代替法案は、医療保険市場の安定化へ4年間で500億ドル(約5兆5600億円)の予算を充当する内容で、保険会社を市場にとどめる方法として過去に共和党が批判したメカニズムに依存する格好。この法案に対して上院の共和党議員4人が反対を表明している。

  S&P500種の業種別11指数では、ヘルスケア株が1.1%高。コミュニティー・ヘルス・システムやテネット・ヘルスケアなど病院株は軒並み上昇した。

  一方で生活必需品や金融、公益事業は下落した。

  朝方発表された先週の新規失業保険申請件数は前週比3000件増の24万1000件。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は24万件だった。

  また米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した4月の住宅価格指数は前月比0.7%上昇。前年同月比では6.8%上昇した。

原題:U.S. Stocks End Mixed, Bonds Gain as Oil Advances: Markets Wrap(抜粋)
原題:Hospitals Spike Higher as Text of Senate Health Bill Released(抜粋)

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