22日の中国株式相場は下落。MSCI株価指数への人民元建て株式組み入れ発表を受けた買いがしぼみ、上海総合指数が反落した。

  上海総合指数は前日比0.3%安の3147.45で終了。深圳総合指数は1.3%値下がり。一時は0.2%高となったが、取引終盤の1時間で大きく下落した。

  ブルームバーグ・ニュースは事情に詳しい複数の関係者を引用し、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が一部の銀行に対し、大連万達集団と海航集団(HNAグループ)、復星、安邦保険集団、イタリアのACミランを保有するグループ傘下企業の浙江羅森内裏投資へのそれぞれの海外融資に関する情報提供を求めたと報道。中国メディアの財新も同様のニュースを伝えたが、そうした報道の前にトレーダーの間ではさまざまなうわさが広がっていた。

  光銀国際投資のマネジングディレクター兼調査責任者、林樵基(バニー・ラム)氏は「中国の特徴的な相場動向だ。政策絡みのニュースがある場合、たとえそれが単なるうわさであっても売りのきっかけとなる。こうしたことは初めてでもないし、最後でもないだろう」と述べた。

  香港市場ではハンセン指数が0.1%安の25674.53で引けた。中国本土銘柄で構成するハンセン中国企業株(H株)指数は0.1%上げた。

原題:China’s MSCI Rally Fizzles as Billionaire Rout Highlights Risks(抜粋)
*香港株(終了):ハンセン指数、0.08%安の25674.53

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