21日のニューヨーク外国為替市場で英ポンドが反発。イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、アンディ・ホールデン氏のタカ派的な見解が材料となった。前日はカーニー総裁が利上げを急がない考えを示唆したことからポンドは売りを浴びた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ポンドはドルに対して0.3%上昇して1ポンド=1.2671ドル。ドルは対円で0.1%下げて1ドル=111円38銭。

  ホールデン氏は金融政策委員会(MPC)の中のタカ派グループに加わる方向に傾いている。政策引き締めを遅らせ過ぎることのリスクが高まっているとの認識を示すとともに、6月の利上げを支持することも検討したと明らかにした。

  原油安を背景にカナダ・ドルや豪ドル、ニュージーランド・ドルなど資源国通貨が対ドルで下落。ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は3日続落した。米国の在庫が減少したものの供給過剰の解消に対して懐疑的な見方が強く、売りが続いた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下した。

  ドルはこの日、対円で111円74銭まで上昇する場面もあった。朝方発表された米中古住宅統計が好感された。5月の米中古住宅販売件数は前月比で増加。住宅需給のひっ迫で価格が上昇する中での販売増加となった。

原題:Currency Traders Jolted by Haldane as Pound Hogs the Limelight(抜粋)
BOE’s Haldane Sees Case for Raising Interest Rates This Year(抜粋)

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