スペインのイビサ島を「白い島」と呼ぶ人もいる。だが、象牙色の砂浜を除けば、イビサは鮮やかな色で輝く島だ。新刊本「イビサ・ボヘミア」の共著者であるファッション編集者のレニュー・カシャプ氏と旅行ライターのマヤ・ボイド氏は、この楽園のような島を故郷と呼び、いわば島に宛てたラブレターをつづっている。

Es Cavallet . Ibiza, Baleares

Es Cavallet . Ibiza, Baleares

Photographer: Daniel Balda

  カメラのストロボ、泡パーティー、レーザーの光が飛び交うDJのブースは、著者が追い求めているイビサの姿ではない。本に掲載された世界クラスの写真家が撮影した太陽の光に包まれた写真は、地元の人しか知らないイビサの姿を紹介している。

男爵夫人とダイビング

海へダイブ
海へダイブ
Photographer: Anne Dokter

  多くの場所では、王や神秘主義者、貴族、インドやスリランカの伝統医学アーユルベーダが共存していることはないが、イビサでは複雑に絡み合っている。この島こそ「ヒップスター・エリート」が誕生した場所だと共著者のボイド氏は主張する。この写真では、共著者のカシャプ氏とキキ・フォンミシェル男爵夫人が、無人島エス・ベルデ周辺の海に一緒に飛び込んでいる。

眺めの良い部屋

開放的な別荘
開放的な別荘
Photographer: Eugenie Pons


  インテリアデザイナーは、イビサの見渡す限りの景色や豊かな色彩にインスピレーションを得ることが多い。そのため、この写真のような魅力的な別荘が多数存在する。断崖の上にあるホテル「セブン・パインズ・リゾート」も今秋オープンするが、そこの部屋もこの写真とよく似た雰囲気だ。

料理も魅力

シモンスバーゲン氏の家
シモンスバーゲン氏の家
Photographer: Ana Lui


  この写真に写っているのは、料理本「イビサ島:イビサ・クックブック」の著者アン・シモンスバーゲン氏と夫のルネ氏の家だ。また、NOBUレストランを運営する松久信幸氏の初の欧州リゾートホテルも今月オープンする。このリゾートホテルは客室152室、レストラン4店、プールバーを備え、メキシコ料理やグルテンフリーのサラダとスムージー、NOBUの創作和食などの食事を提供する。

クリエーティブなセレブが集う邸宅

セレブが集う
セレブが集う
Photographer: Oberto Gili

  この写真の見事な邸宅は、一時ディオールの顔だったファッションデザイナー、イボンヌ・スポーレ氏の家だ。イビサのナイトライフが連想されることが多いクリスティアーノ・ロナウド氏やパリス・ヒルトン氏のようなセレブとは異なり、スポーレ氏はイビサのクリエーティブな人種を代表する。宝飾デザイナーのジェイド・ジャガー氏、ドルチェ・アンド・ガッバーナのモデルのマーペッサ・ヘニンク氏、「シルク・ドゥ・ソレイユ」のギー・ラリベルテ最高経営責任者(CEO)らもここの常連だ。

新刊本「イビサ・ボヘミア」
新刊本「イビサ・ボヘミア」
314469426

原題:See the Sophisticated Ibiza That Even Club Kids Can’t Ruin(抜粋)

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