20日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落。9カ月ぶりの安値となった。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産が続いているが、世界的な供給過剰は解消されていないとの懸念が強まり、昨年8月以来の弱気相場入りとなった。

  タイチ・キャピタル・アドバイザーズ(ニューヨーク)の商品ファンドマネジャー、タリク・ザヒル氏は電話インタビューで、「原油はまだ潤沢にある。リビアは予想をやや上回る生産を続けている。つまり、米国の供給過多はすぐには解消されそうにないということだ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物は2月23日の終値54.45ドルから21%下落。直近高値からの下落率が終値ベースで20%以上となり、弱気相場に入った。この日のWTI7月限は前日比97セント(2.2%)安い1バレル=43.23ドルと、昨年9月中旬以来の安値で終了した。同限月はこの日が最終取引日だった。中心限月である8月限は92セント安の43.51ドル。ロンドンICEの北海ブレント8月限は89セント下落の46.02ドル。

原題:Oil Slips to Seven-Month Low on Signs Global Glut Will Persist(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE