フリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)が2016年1月に機密情報取り扱い許可の更新を申請した際、中東訪問とサウジアラビア政府当局者との接触に関する必要な情報開示を行わず、法律に違反した可能性がある。下院監視・政府改革委員会のカミングス民主党筆頭理事らが書簡で指摘した。

  カミングス民主党筆頭理事とエンゲル下院議員(民主、ニューヨーク州)が執筆した書簡によれば、フリン氏は機密情報取り扱い許可の申請の際に15年10月のサウジ訪問について情報開示を行ったが、公的な接触の詳細を明らかにした記録はない。カミングス氏らは書簡で、「サウジやロシア、他の諸国に関わる」フリン氏の活動に関係する文書の提出を求めた。

  米誌ニューズウィークは、フリン氏がサウジの原子力プラント開発を目的とする米国とロシアのベンチャー事業推進のために15年6月に中東を訪問していたと今月報道。カミングス、エンゲル両議員は書簡で「フリン氏が機密情報取り扱い許可の更新プロセスにおいて、この訪問と外国当局者との接触について情報を開示したようには思われない」と主張した。

  フリン氏の代理人の弁護士にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Flynn Didn’t Disclose Middle East Meetings, House Democrats Say(抜粋)

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