米運輸安全委員会(NTSB)は19日、部分的な自動運転機能を備えたテスラの「モデルS」セダンの死亡事故について、数百ページに及ぶ技術報告書を公表した。自動運転(オートパイロット)機能が作動中のモデルSがトレーラーに側面衝突した事故は、フロリダ州で2016年5月7日に起きた。報告書には新たな詳細が盛り込まれたが、死亡したドライバーの男性がなぜオートパイロット機能を解除する形で対応しなかったかを解明するには至らなかった。

  NTSBは事故の原因についてまだ結論を出していない。

  テスラの広報担当者は同事故について同社が過去に示した見解を参照するよう求めた。同社は16年6月、事故当時のモデルSはオートパイロット機能が作動中で、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に事故について直ちに報告したと説明していた。

  今回の技術報告書によれば、事故を目撃したテレンス・マリガンさんは、モデルSがトレーラーの下に潜り込む形で衝突した際、「大きな白い爆発が起きたような白い雲」が発生したと証言した。

  NTSBは安全性の教訓を得る目的で年に数件の交通事故を調査している。NHTSAとは異なり、行えるのは提言のみ。次のステップとしては事故原因に関する報告書をまとめ、再発防止の提言を行う。

原題:Tesla on Autopilot in 2016 Hit Truck in Explosive Cloud of Dust(抜粋)

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