19日の米国債相場は反落。ニューヨーク連銀のダドリー総裁の金融政策関連発言をきっかけに午前の取引で売りを浴びた。その後はハイテク株の持ち直しやドル上昇が背景となった株高もあって、引けにかけて下げ幅を拡大した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて2.1879%。30年債利回りは1bp上昇の2.7849%。

  ニューヨーク連銀のダドリー総裁は同州プラッツバーグで、金融当局の狙いは「景気拡大を止めるのではなく、長期間維持できるよう金融政策を非常に賢明なやり方で引き締める」ことだと述べた。

  ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、キット・ジャックス氏は顧客向けリポートで、「『キャリー・パーティー』が再開し、世界中のリスク資産が再び値上がりしている」と指摘。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、米国金利に関する当局のタカ派的見通しを真剣に受け止めるよう「市場を全く説得できていない」と記した。

  今週は、フィッシャーFRB副議長、ボストン連銀のローゼングレン総裁など米金融当局者の講演が数多く予定されている。

原題:USTs Bear Flatten After Hawkish Dudley Comments Spark Sell-Off(抜粋)
原題:Dudley Says Fed Doesn’t Want to Slam on Brakes, Cause Recession(抜粋)
原題:U.S. Tech Stocks Rally; Dollar Gains, Bonds Slide: Markets Wrap(抜粋)

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