GE:ボーイング797向けエンジン、独占契約しか望まず

ジェットエンジン世界最大手のゼネラル・エレクトリック(GE)は、米ボーイングが新たに開発する中型機向けのジェットエンジンで、競合2社と受注契約を分かつつもりがないことを明らかにした。

  GEの航空エンジン事業部門責任者、デービッド・ジョイス氏はパリ国際航空ショーで、ボーイングが複数社からエンジンの供給を受けると決めた場合、GEは「手を引く」と話した。数十年前、欧州エアバス・グループのワイドボディー機A330向けにGEが競合2社と並んでエンジンを供給した際の「傷跡」がGEにはまだ残っているとの見解も示した。

  797と呼ばれる開発予定機を巡っては、GEと米ユナイテッド・テクノロジーズ傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)がエンジン開発を進めているほか、より多くの発注数量が見込める中型機市場に食い込むことを目指す英ロールス・ロイスも照準を合わせている。797の就航は2025年以降の見込み。

  ボーイング民間航空機部門の責任者、ケビン・マカリスター氏は同航空ショーで、同機のエンジンで「3つの非常に興味深い技術提案」を検討していると話した。

原題:GE Tells Boeing It Won’t Share 797 Engines With Arch-Rivals (1)(抜粋)

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