米航空機メーカーのボーイングは、単通路機の主力「737」の胴体を長くした「Max10」で300億ドル(約3兆3300億円)相当の受注(コミットメント含む)を得る見通しだ。約4年ぶりの新型機投入で、単通路機の最大サイズ分野で先行する欧州のエアバスに対抗する構えだ。

Boeing 737 Max 10 aircraft stands on the tarmac ahead of the 53rd International Paris Air Show on June 18, 2017.
Boeing 737 Max 10 aircraft stands on the tarmac ahead of the 53rd International Paris Air Show on June 18, 2017.
Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg

  ボーイングは19日、737シリーズの中で最大となるMax10を正式に発表し、少なくとも10社から240機余りを受注するとの見通しを明らかにした。Max10で顧客がエアバスの競合機「A321neo」に流れる事態に歯止めを掛け、売り上げを奪えるとボーイングは確信している。A321neoは3年前の発売以来、相当数の受注を積み重ねている。

  ボーイングのデニス・ムーレンバーグ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグとのテレビインタビューで、発売の「時期は適切だとみなしている。Max8とMax9は市場の中心にあり続ける」ものの、ポートフォリオにMax10を加えることで、7年分に上る現在の受注残高をさらに膨らませることができると語った。

  ボーイングによれば、Max10の最大座席数は230席でエアバス機とほぼ同等となる一方、軽量素材のおかげで燃費は5%優れると説明した。

原題:Boeing Takes on Airbus With $30 Billion Flurry for Biggest 737(抜粋)

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