16日の米国株式市場ではS&P500種が小じっかり。米アマゾン・ドット・コムのホールフーズ・マーケット買収を受けて食品小売り銘柄が売りを浴びた。S&P500種はエネルギー関連株の上昇を支えに引け際に下げ幅を埋めた。この日は指数先物とオプション、個別株の先物とオプションが同時に決済日を迎えるクアドラプル(4重)ウィッチングとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満上げて2433.15。前週末の水準をわずかに上回った。ダウ工業株30種平均は24.38ドル(0.1%)上げて21384.28ドル。テクノロジー株の値下がりでナスダック100指数は0.3%下落し、週間でも1.1%下げて2週続落となった。終値は5月19日以来の安値。

  5月の米住宅着工件数が市場予想を下回り、6月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)が前月から低下したことから、米経済成長率が予想を下回る可能性も意識され、米国債利回りが低下し、ドルが下落した。

  グラディエント・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、マリアン・モンターニュ氏は「今週出た経済指標は心強いものではなかった。勢いを取り戻すには、個人消費が上向き、全般的に信頼感が高まる必要がある。夏場の停滞もあり、奇妙な中ぶらりん状態になっている。だが指標で強い数字が出れば、意志決定も下されるだろう」と指摘した。

  S&P500種業種別11指数では、生活必需品が下落。S&P500種の食品・生活必需品小売株指数は4.2%下げた。個別銘柄ではアマゾンが2.4%、ホールフーズが29.1%それぞれ上昇した一方、ホールフーズを主要顧客とする卸売業者のユナイテッド・ナチュラル・フーズ、スーパーマーケットのクローガーなどは売りを浴びた。

原題:U.S. Stocks Mixed, Dollar Lower on Growth Concern: Markets Wrap(抜粋)
原題:Grocery Stocks in the U.S. and Europe Sell Off; UNFI Plunges 26%(抜粋)

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