16日の米国債は小幅高。朝方発表された住宅統計や消費者マインド指数が市場予想を下回り、米経済成長のペースが見通しよりも減速している可能性が示唆された。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.15%。2年債利回りは4bp下げて1.32%、30年債利回りは1bp下げて2.78%となった。

  5月の米住宅着工件数は前月比で予想に反して減少。これで3カ月連続マイナスとなった。
住宅着工件数(季節調整済み、年率換算)は前月比5.5%減の109万戸。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は122万戸への増加だった。着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は4.9%減の117万件と、2016年4月以来の低水準。

  6月の米消費者マインド指数は前月比で低下し、昨年10月以来の大幅な下げとなった。同指数(速報値)は94.5と、前月の97.1から2.6ポイント低下し、昨年11月以来の低水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は97だった。

  軟調な米国株も米国債にとっては支援材料となった。米アマゾン・ドット・コムのホールフーズ・マーケット買収を手掛かりに食品など生活必需品銘柄が売られた。

原題:Treasuries Rise, Front-End Leads Gains After Dollar Slide(抜粋)
U.S. Stocks Mixed, Dollar Lower on Growth Concern: Markets Wrap(抜粋)

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