5月の欧州新車販売はプラスに転じた。域内の経済見通しが明るさを増したほか、フランス政治の落ち着きが業界の回復軌道への復帰を後押しした。

  欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した5月の新車販売台数は、前年同月比7.7%増の143万台。4月は同6.8%減だった。フィアットのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」や「パンダ」といったモデルのほか、メルセデスベンツの新型Eクラス・セダンなどが需要をけん引した。

  地域別ではドイツが13%増と、伸びが目立った。フランスは8.9%増加し、イタリアは8.2%増えた。一方、英国は8.5%減少。欧州連合(EU)離脱を前にした政治的対立のほか、ポンド安や4月に発効した新たな自動車取得税が打撃となった。4月は20%減だった。

  メーカー別では独フォルクスワーゲン(VW)が8.4%増。シェアは24.3%と、前年同月の24.2%から拡大した。仏グループPSAは4.8%増。シェアは10.1%に低下した。

原題:European Car Sales Rebounded in May as Economy Buoyed Consumers(抜粋)

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