中国では四半期末の資金逼迫(ひっぱく)要因と当局によるレバレッジ解消の痛みに見舞われている中小の銀行が、記録的な借り入れコストに耐えている。

  今週の譲渡性預金(CD)発行額は7580億元(約12兆3700億円)に達した。中小行向けの資金調達の「ライフライン」としてCDが2013年に導入されから、最高の水準だ。

  ブルームバーグの集計データによれば、「AAA」格付けを付与された1カ月物CDの利回りは今月、1ポイント近く上昇し過去最高の5.05%。「AA+」格付けは5.30%となっている。

  中国の銀行が4-6月(第2四半期)に記録的な債務償還を迎える中で、CDコストが上昇。当局が進めるレバレッジ解消の取り組みの影響もあり、1カ月物の上海銀行間取引金利(SHIBOR)は22営業日連続で上昇し、2年ぶりの高水準となっている。

  BNPパリバ(中国)の中国市場戦略責任者、単坤氏(上海在勤)は「中小行は痛みを受け入れる以外の選択肢はない。レバレッジを段階的に縮小しながら今月の流動性逼迫(ひっぱく)に対応できるよう、資金確保のためCDを発行する必要がある。金利は上昇し続けるか、少なくとも当面は高水準にとどまる可能性が高い」と述べた。

原題:China Banks Endure Record Costs as Squeeze Leaves No Choice (1)(抜粋)

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