米国のハイテク株が売り込まれ、時価総額は2500億ドル(約28兆円)失われており、過去20年余りで最長の上昇トレンドに歯止めがかかりかねない状況にある。

  ナスダック100指数は9日に急落した後、いったんは反発したものの再び軟化。15日は一時、5634.579を付け、50日移動平均線の5631を割り込む寸前に至った。同指数はこれまで131営業日にわたり50日移動平均を上回っており、1995年以来最長の上昇トレンドにあった。

  フェイスブックやアマゾン・ドット・コム、ネットフリックスのほかグーグル親会社のアルファメット、マイクロソフト、アップルは過去5営業日のうち4日下落。ナスダック100指数の2%強の下げを受けて今週の反発を期待した押し目買い戦略は失敗となったもようだ。

  50日移動平均を長期間上回った過去2回のケースでは、ハイテク株はその後数カ月、振るわなかった。

  • 1995年9月に50日移動平均線を上回る状態が166営業日で終了した際には、ナスダック100指数はその後1カ月、3カ月でも横ばいにとどまった。これに対し、1カ月の平均リターンはプラス1.3%、3カ月はプラス3.9%。
  • 1986年7月までの8カ月にわたる強気トレンドが終了したケースでは、同指数は1カ月で13%、3カ月で16%それぞれ値下がりした。

原題:Sweetest Stretch of Bull Run Since 1995 at Risk as Buy-Dip Fails(抜粋)

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