15日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落し、7カ月ぶり安値。米国でガソリンが増加している状況では、世界的な供給超過の解消は遅々として進まないとの懸念が広がっている。外国為替市場でドルが堅調に推移していることも、価値保存としての原油投資の妙味を低下させている。

  エネルギー調査会社WTRGエコノミクス(アーカンソー州ロンドン)のエコノミスト、ジェームズ・ウィリアムズ氏は電話取材に対し、「石油輸出国機構(OPEC)が減産目標を達成し価格を支援するには在庫が減少しなくてはならないが、現状の減少ペースでは遅過ぎる。今の生産レベルでは実現しないことがますます鮮明になっている」と指摘。一方、需要も強くないため、「本当の意味で強気なシナリオを描くのは難しい」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比27セント(0.60%)安い1バレル=44.46ドルで終了。終値ベースで昨年11月14日以来の安値。ロンドンICEの北海ブレント8月限は8セント下げて46.92ドル。

原題:Oil Extends Slump as U.S. Fuel Glut Leaves Market Disheartened(抜粋)

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