中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングの共同創業者の馬雲(ジャック・マ)氏はソフトバンク・グループの孫正義社長とともに、東南アジアで配車アプリを展開するグラブ(シンガポール)への投資を実施する可能性がある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  グラブは15億ドル(約1650億円)の資金調達を計画しており、この引き受けではソフトバンクが主導的な役割を果たすと先に報じられている。関係者が匿名を条件に述べたところによると、アリババの投資はその一部となる。グラブがウーバー・テクノロジーズと競争するための資金になるという。

  配車アプリで中国最大手の滴滴出行は既にグラブに出資しているが、追加投資で参加を検討していると関係者らが述べた。

  馬氏の投資はアリババまたは決済サービスのアント・ファイナンシャル(螞蟻金融服務集団)を通じて行われる見込み。ライバルであるテンセント・ホールディングス(騰訊)との競争を東南アジアにも拡大することになる。テンセントは既にグラブの競合企業と提携している。

  アリババとグラブはコメントを控えた。滴滴出行に取材を試みたが応答はない。

原題:Jack Ma Said to Explore Joining $1.5 Billion Grab Fundraising(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE