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●日本株は続落、米国の統計低調と金利低下、円高-ゴムや素材、金融安い

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  東京株式相場は続落。経済統計の低調や連邦公開市場委員会(FOMC)を受け米国の長期金利が低下、為替の円高推移も嫌気された。販売価格の下落懸念が強まったゴム製品のほか、輸送用機器など輸出株、鉄鋼や非鉄金属など素材株、銀行や保険など金融株が安い。半面、建設や小売、医薬品、陸運など内需セクターは終日堅調で、株価指数の下げ圧力も限られた。

  TOPIXの終値は前日比3.68ポイント(0.2%)安の1588.09と続落、日経平均株価は51円70銭(0.3%)安の1万9831円82銭と4日続落。

  アムンディ・ジャパンの浜崎優市場経済調査部長は、「米国では物価上昇が鈍り、FRBが早めに資産圧縮を始めることで今後の利上げペースが延びれば、金利面からドルを買い切れない。材料不足の中では円高による影響が出やすい」と言う。ただ、日本株はバリュエーション面から割高になっておらず、「ここで売る理由もない。マーケットがこう着する中、外部環境からみて不利な業種からそうではない業種へ消去法的に資金が流れている」とも話していた。
  
  東証1部33業種はゴム製品、鉄鋼、石油・石炭製品、保険、銀行など21業種が下落。ゴム製品は、米グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーが値下げと販促活動の拡大から利益見通しを下方修正したことも響いた。その他製品や建設、小売など12業種は上昇。売買代金上位では、株式売り出しでの需給悪化が警戒されるルネサスエレクトロニクスのほか、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を下げたTDKが安い。半面、任天堂は大幅高で52週高値を更新、小野薬品工業やセイコーエプソンも高い。

  東証1部の売買高は18億8192万株、売買代金は2兆4776億円。値上がり銘柄数は817、値下がりは1063。

●債券は上昇、米景気懸念で買い圧力-超長期ゾーンが需給良好で底堅い

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  債券相場は上昇。米国の物価指標低迷を背景に米長期金利が低下したことに加えて、国内債市場では需給が良好な超長期ゾーンを中心に買い圧力が掛かったことが相場を押し上げた。

  現物債市場では超長期債が堅調。30年物の55回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.795%で寄り付き、一時は0.79%と、新発債として5月23日以来の水準まで低下した。新発20年物の161回債利回りは1.5bp低い0.555%まで買われた。長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは0.5bp低い0.055%で推移している。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「経済指標の弱さを受けて米景気の失速が非常に意識される中、米国債がブルフラット化し、円債に関しても長いところが強い」と説明。「償還日が近く、季節的にも月末にかけてフラット化しやすいことも手伝って、足元は金利上昇要因というのがなかなか長い年限に関しては見当たらない」と話す。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比12銭高の150円48銭で取引を開始。一時150円49銭まで上昇し、結局は10銭高の150円46銭で引けた。

●ドルは109円台後半、FRB利上げや資産圧縮提示支え-米紙報道は重し

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移。前日に発表のあった米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ決定や保有資産の縮小計画提示が支えとなっている。半面、米共和党議員への銃撃事件やトランプ大統領をめぐる司法妨害関連の報道で上値は重い。

  午後3時52分現在のドル・円は前日比0.1%高の109円67銭前後。朝方に付けた109円27銭を底値に水準を切り上げ、金融機関の仲値公表が集中する午前10時前後にかけては109円80銭まで上昇する場面があった。前日の米国市場ではFRBの金融政策発表の前に一時108円83銭と4月20日以来のドル安・円高水準を付けた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、「米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過した。米金融当局は不要なボラティリティーを引き起こさずにメッセージを伝えたことが一番良い」と話した。「予想通りの米利上げと資産購入縮小計画発表を受け、材料出尽くしで108円台まで下げたが時間は短かった」と指摘した。

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