カナダの住宅金融機関ホーム・キャピタル・グループと同社の元幹部3人は、住宅ローンの不正問題を巡り株主を欺いたとされる問題で当局や投資家と和解するため合計3000万カナダ・ドル(約25億円)強を支払うことで合意した。

  14日の通常取引終了後の同社発表によると、同社と元幹部は制裁金1200万カナダ・ドルと関連費用50万カナダ・ドルをオンタリオ州証券委員会(OSC)に支払う。同社はこの問題に伴う株価下落を受けて提起された集団訴訟でも和解するため、OSCが提案した1100万カナダ・ドルを含む2950万カナダ・ドルの支払いにも同意した。

  和解の一環として、創業者で元最高経営責任者(CEO)のジェラルド・ソロウェー氏は向こう4年間、企業の取締役に就くことはできず、制裁金100万カナダ・ドルをOSCに支払う。他の2人の元幹部にもそれぞれ50万カナダ・ドルの制裁金が科され、2年間の取締役就任が禁止される。

  OSCとの和解により、同社がこの2カ月近くにわたり陥っていた法的な不透明感が解消する。今年4月、同社が住宅ローンの申請を巡り投資家に誤解を与えたとOSCが指摘したことから株価が急落、預金の取り付け騒ぎが起こっていた。

原題:Home Capital Settles with OSC Over Fraudulent Mortgages (2)(抜粋)

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