14日の米国株式相場は小反落。テクノロジー株が売りを集めた。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレ指標の弱さは長続きしないと示唆したことから、S&P500種株価指数は過去最高値圏から下落した。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利の誘導目標引き上げを決定。インフレ指標が予想を下回る中でも、金融当局は引き続き利上げを継続する姿勢にあることをイエレンFRB議長はあらためて表明した。米労働省が14日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前月比でマイナスだった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2437.92。ナスダック総合指数は0.4%下げた。ダウ工業株30種平均は46.09ドル(0.2%)上昇して21374.56ドルと、前日に続き過去最高値を更新した。

  マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・シャウル最高経営責任者(CEO)は、金融当局は「緩やかながら着実な利上げのペースを維持することを堅く決意しているようだ」と指摘。このことが、「朝方発表されたCPIが『形勢を一変』させる可能性があると受け止めていた市場をやや驚かせたようだ」と記した。

  S&P500種業種別11指数では、エネルギー、素材などが下落。生活必需品と公益事業は上昇した。個別ではホーム・デポとトラベラーズが買われ、ダウ平均の上昇に寄与した。

原題:Dollar Pares Drop, Stocks Fall on Fed; Bonds Rise: Markets Wrap(抜粋)
原題:Traders Say Stocks Caught Napping by Surprisingly Hawkish Yellen(抜粋)
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